いつ行ってもやっている安心感、信頼感はどんな広告よりも強い。
前回の緊急事態宣言の時も、来店されたことのないお客様が新規来店頂いていた。
他がやっていないから試しに来てみた、こんな時期に頑張っているなぁと応援も兼ねて来店したなど、普段最も来店して頂きたい新規のお客様の獲得が出来ていた。
その新規のお客様は制限解除の後、常連のお客様となり平時の来店分母押し上げる形となり売上の回復、前年対比上回る店も出ていた。
今回の緊急事態宣言では前回よりも休業しているお店は多い。
語弊があるかもしれないが新規客を獲得する上でネットの媒体広告よりもよっぽど今効果のあることだと思います。
普段と変わらずスタッフ、アルバイトさんと顔を合わせ変わらず店を開ける。
これは働くスタッフの安心、信頼にもつながるため、この先他で時給が100円高かろうがこの店で働き続けようという意思にも繋がる。
内にも外にもプラスのあることを今先を見通し、前に前に足を向け邁進しているお店は回復期に入ったとき一番に好機を掴めることと思います。
バイデン大統領への日本からの貢ぎ物によってオリンピックはシナリオ通りに開催されることも視野に入れれば飲食店の回復は一瞬なのだと考えます。
コロナ収束後に、これまで我慢していた分の消費が活発化する、これは繰越需要と言われる今まで我慢していた分を取り戻したいという消費欲が大きくなること、リベンジ消費などともいわれ、海外旅行、国内旅行、外食、人と共有した時間などコロナで大きく落ち込んだ業態にとっては期待される動きが来る。
コロナが長引く中で定着した家での過ごし方で満足をしている人の足をどう向けさせるかがこれからのアフターコロナでの観光、飲食などの課題。
Netflixなどのコンテンツ配信が飛躍的に会員数が増えている今、テレビもLGの液晶単価が下がり大画面での映像も家で観れてしまうと映画館はどう客足を戻すか、レストランでステーキではなく自宅の庭で楽天お取り寄せの牛肉やキャンプに足を伸ばし炭からおこしスーパーのステーキ肉を焼くといったコト需要がなければ満足度が上がらないなど代替消費が定着し消費者が満足してしまうと、ポストコロナでもオンライン系、コト需要(承認欲求を駆り立てる)の好調が続く。
我々飲食店は「来店する価値」をどう生み出していくか!
いたせりつくせりのホテルの空間を個人店レベルで深堀りしていくのもよし。
山まで行かず田舎までいかずとも旬の野菜を会社の近くのお店で無添加にこだわり提供するもよし。
大きな声が出せない今、酒を呑み大きな声で笑い語らい出来る店作りを改めてしていくこともよし。
映えるに特化した商品で勝負するもよし。
今、この機に動いていかないと準備していかないとコロナ前の売上を超えることは到底難しいと思います。
止まない雨は無いですから!進化しましょう。