開業の教え

  • 居抜き物件トラブル5件1件の割合

    本日は居抜き物件での出店についてお話し致します。 
    この3年前ほどから飲食店開業といえば居抜き物件と言われるほど個人の方にも知られるようになりました。
    テレビや雑誌などでも居抜きで低投資が叶うロードサイドでも低投資なら儲かるなど世間に居抜きという言葉が知れ渡りました 。
    実際居抜き物件で開業するのとコンクリート剥き出しの状態で開業するのでは何が違うのか?

       一番に大きく変わるのが内装費用ですね。 
    ザックリですが焼肉、焼き鳥、居酒屋でみますと… 

     居抜き活用で300万〜500万以上変わります。 

    これだけ変わるなら皆居抜き活用を考えますよね。
    しかしながら居抜き活用にもデメリットな部分もあります。
    中古であるゆえいつ壊れるかは神頼みであること。
    買取時にあったはずの冷蔵庫などが受け渡し時に無くなっている
    など、お金のトラブルも少なくありません。

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    個人間同士のやりとりにはつきまとう事由です。 
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    対策としては、合意の記録をきちんと取ることをお勧めします。

    参考までに先週買取時に使用した弊社の【買取契約書】を載せておきます。
    何かあっても不動産会社はあくまで店舗の賃貸契約の仲介が 仕事であり売買契約までめんどう見てくれないケースが多い。
    この繁盛会のメンバーが居抜き活用で低投資に出店したのに 金銭または個人間トラブルに遭っては残念ですので!

     買取金額の部分にも注意! 
     原価償却に大きく関わることなので! 

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     ■居抜き店舗を買うときの注意点とは?■  
    ①個人間売買契約をする際、不動産会社任せにしない 
     ②きちんと双方の合意の記録の残るものを書式に落とす。
     ③開業後の減価償却にも使える売買契約詳細内容にしておくこと 
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  • 飲食店開業には年齢的優位が必ずある事実

    季節は5月になり私たちにとっては決算月であり一年の終わりの年でもあります。
    LINE@で配信してます飲食店繁盛会なり弊社の説明会、直営店での実際の食事などを通して沢山の加盟とサポートの依頼を頂きました。
    その方々にとっては、初めの一年は色濃く人生の転換期になります。
    パチンコ店にお勤めされていたE様においては、奥様と小さなお子様の3人での船出でした。
    会社寮にいたこともあって辞めるタイミングと開業するエリアの選定に手こずり住居地が決められないという、家無しになる一歩手前でした。
    お子さんの幼稚園などの入園時期なども重なり大変な時期をお過ごしになられたと思います。
    開業しお店も落ち着き奥様のサポートと社員さんの定着により地域に愛された店にすでになっています。
    オーナー様の人柄もあってか売上は当初計画していた売上よりも50万円程度高い水準を推移しています。
    会社寮に守られていた雇用から住居を借りて、さらには脱サラという不安定を本当に危惧されていました。
    ご本人様からは聞いていませんが、今はきっとその不安は無いものと思います。
    店舗出向時、スーパーバイザーの談笑の中には、すでに二号店の話もあるぐらいのようで、私たちの売上データを見てもサラリーマン時代の2.5倍はしっかり事業主報酬として毎月定時定収になっていると見えます。
    数値管理の徹底が家庭に安定を運びます
    奥様の仕込みの手伝いもあって串焼きのクォリティが高いとお客様の声も頂いています。
    返済は、29歳からの10年1,000万あります。まだ毎月の支払いは始まったばかりですが定時定収と奥様への給与、お店への定時定収の預金残をしっかり残していく形を取れば毎月返済10万円は決してハイリスクではないと思います。

    創業なり中途運転資金融資などを専門にする私にとっては年齢は財産と考えます。
    経験も確かに大事ですか、55歳の飲食経験のある方よりも未経験であっても
    まだ若い35歳に銀行や国の融資機関全てが年齢的強みを優先します。
    仮に…
    ◆40歳で10年返済1,000万借入申請して毎月10万円返済
    ◆53歳で10年は通らず5年1,000万毎月18万返済
    「上記どちらの方が経営上手くいくように想えますか?」
    年齢的優位・固定返済優位・金利的優位
    年齢がいっている分、退職金の大きさの強みはあると思います。
    担保の強みなどもあると思います。
    年齢がいってからご自身の老後の蓄えで勝負するというのはそれはそれでまた違う判断基準と心情があると思うのでここでは触れません。
    担保においては、創業融資などの国の融資においては担保、保証人に消極的です。
    昔は担保ないなら連帯保証人を連れてこいというのが当たり前だったのですが、現在は人権の保護などの観点から無担保・無保証に力が入れられています。
    その分【申込む個人の審査が大事】になるということです。
    「この開業記事を読んで頂いている方へ」
    年齢は資産だということをご理解ください。
    住宅ローンと考え方は変わりません。
    開業は中々踏み出せなくて当然です。
    金額はさておき5年以上借入が出来ない開業は私はするべきではないと思います。
    住宅ローン、カーローン、教育ローン、積み立て保険ここに創業借入が入ってくるわけですから。
    仮にサラリーマン給与の今のままでもギリギリ払える合計ならば開業したら充分に安定が図れるということです。
    開業のタイミングは個々によって「ライフステージ」の違いで変わってきます。
    固定支出の多い30代~40代であれば、開業後月収50万は切れないと思います。
    固定支出が少なくなる50代~60代であれば開業後月収は40万程度取れればとなります。
    月収をいくら取るか?いくら取らなければならないか?
    これによって席数なり家賃なり雇用数なりが変わります。
    もっと細かく言えば客単価の設定さえも関係してきます。
    「ご自身のライフステージと開業のタイミング」
    Q,ご自身に残された開業が優位に進められる期限は??
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  • 繁盛店になる焼鳥屋オーナーの8割には共通の理由がありました

    繁盛店になるには理由があった

    こんにちは♪
    この4月は3名のオーナー様の新規オープンに携わらせて頂きました。

    2名のオーナー様はそれぞれ未経験からの開業でした。
    1名のオーナー様は2号店のオープンでした。

    じつのところ飲食店にとって未経験か経験ありかは私はそこまで重要とは想っておりません。

    飲食店のハコなり形なり料理なりが0というスタートであれば

    経験があることが活きることでしょう。

    しかしフランチャイズ加盟の場合、開業の道しるべは土台から
    出来ており、備品などお皿からグラスまで個数さえも
    任せっぱなしで構わないのです。

    それでも開業後のオーナー様のお店によって売上の推移は
    変わっていきます。

    今日お話しさせて頂く内容は、私が目の前で延べ80人近くのオーナー様を

    サポートさせて頂いてきて成功・繁盛している方の共通点についてお話させて頂きます。

    オープンし始めの1ヵ月の売上高は実は皆大きく変わりません。

    お店の大きさによる受けれる来店客数の差はあっても同じ席数の場合、

    1カ月経っての売上の着地はあまり変わらないのです。

    そして2ヵ月目に入り3ヵ月目と徐々に売上の数字に開きが見えてきます。

    ココに経験者や未経験者という理由ではない違った【理由】が
    大きく関係します。

    それが【人への接し方】【オーナーの行動範囲】の二つです。

    【人への接し方】とは、社員、アルバイト、業者、お客様に対し気にかけているかです。

    アルバイト=雇ってる=時給高く払ってる=変わりはいる=どうせ学生だし思考の方

    アルバイト=学業の傍らよくウチに来てくれた=ウチが一番のバイト先と

    言ってもらえるよう接しよう思考の方

    【まかない】は時間が間に合わない…食材になるものがない…
    これでは本当に時給だけの付き合いになってしまいます。

    50円100円違えど、まかないがある、楽しい、気を掛けてくれる
    帰りの時間などこういった部分にアルバイトはついてきます。

    お店の人・モノに目が行くオーナー様は飛躍していきます。

    オープン初動の忙しい時期にお客様にも気を掛ける。

    本部からの指示無しにこういったことがサラっと出来ている。

    こういったお店はお店が落ち着き始めたあたりから売上が徐々に
    伸び始めます。

    オープン期は忙しく【人への接し方】に対し想っていることが
    出来ないことが多く、この部分に気が周ってくるため
    ドンドンよくなります。

    二つ目は【オーナー様の行動範囲】です。

    飲食店の中には持ち場はありますが基本共有して働くイメージが
    基本になります。

    ホールのスタッフの子がお客様のオーダーなどでドリンク作りに
    いない時、ドリンクの伝票が入りました。

    オーナー様は焼き場で焼き鳥を焼いています。

    ドリンクを1杯2杯なら作りにいけるタイミングはあります。

    ここにパッとご自身が動いて作りに行ける方とお願いされるまで
    動かない方または気づいてもいない方、この些細なことに見える
    行動の違いが開業後の売上の開きを大きくしていきます。

    繁盛オーナー様になる上記二つの共通点は開業をしなくとも
    日常の私たちの生活の中にもあることだと思います。

    【人への接し方】【ご自身の周りへの行動範囲】

    経理や節税や焼鳥の焼き方、販促なども確かに大事ですが…
    経理、節税など儲かってからでも税理士に相談すれば
    何とかなりますし、焼き鳥の焼き方は本部の研修で確実に
    覚えられます。
    販促なども広告屋呼べば済みます。

    他力本願でよいものと他力本願では絶対ダメなものがあるのです

    それが【オーナー様の人への接し方・気の掛け方】

       【人の足りていない部分や力に寄り添い手を貸すこと】

    【人への接し方】【ご自身の周りへの行動範囲】

    何故?フランチャイズであっても繁盛する店とそうではない店が
    存在するかについてお話させて頂きました。

    集団で働く会社というものの中に属していると、それぞれが
    大なり小なり決定権を持ち動いています。
    独立開業のオーナー様の店は個店であり、決定権の全権が
    オーナー様にあるのです。

    そのため、上記のような小さな点と点の積み重ねがお店の
    方向性を決めていくのです。

    「采配の大きさ」は「やりがいの大きさ」
    こんな言葉を何処かの本で目にしました。

    人それぞれ大義があって独立すると思います。
    今の会社勤め人生では自分の生きる大義が叶えられない、
    達成出来ないなどから独立を考え行動に移していくと思います。

    独立し開業したオーナー様に合うとその目線はしっかり先を
    見据えていらっしゃいます。

    そこにきっとご自身の大義があるのでしょうね。

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    有意義なGWをお過ごしくださいませ♪

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