焼き鳥修行

  • 繁盛店になる焼鳥屋オーナーの8割には共通の理由がありました

    繁盛店になるには理由があった

    こんにちは♪
    この4月は3名のオーナー様の新規オープンに携わらせて頂きました。

    2名のオーナー様はそれぞれ未経験からの開業でした。
    1名のオーナー様は2号店のオープンでした。

    じつのところ飲食店にとって未経験か経験ありかは私はそこまで重要とは想っておりません。

    飲食店のハコなり形なり料理なりが0というスタートであれば

    経験があることが活きることでしょう。

    しかしフランチャイズ加盟の場合、開業の道しるべは土台から
    出来ており、備品などお皿からグラスまで個数さえも
    任せっぱなしで構わないのです。

    それでも開業後のオーナー様のお店によって売上の推移は
    変わっていきます。

    今日お話しさせて頂く内容は、私が目の前で延べ80人近くのオーナー様を

    サポートさせて頂いてきて成功・繁盛している方の共通点についてお話させて頂きます。

    オープンし始めの1ヵ月の売上高は実は皆大きく変わりません。

    お店の大きさによる受けれる来店客数の差はあっても同じ席数の場合、

    1カ月経っての売上の着地はあまり変わらないのです。

    そして2ヵ月目に入り3ヵ月目と徐々に売上の数字に開きが見えてきます。

    ココに経験者や未経験者という理由ではない違った【理由】が
    大きく関係します。

    それが【人への接し方】【オーナーの行動範囲】の二つです。

    【人への接し方】とは、社員、アルバイト、業者、お客様に対し気にかけているかです。

    アルバイト=雇ってる=時給高く払ってる=変わりはいる=どうせ学生だし思考の方

    アルバイト=学業の傍らよくウチに来てくれた=ウチが一番のバイト先と

    言ってもらえるよう接しよう思考の方

    【まかない】は時間が間に合わない…食材になるものがない…
    これでは本当に時給だけの付き合いになってしまいます。

    50円100円違えど、まかないがある、楽しい、気を掛けてくれる
    帰りの時間などこういった部分にアルバイトはついてきます。

    お店の人・モノに目が行くオーナー様は飛躍していきます。

    オープン初動の忙しい時期にお客様にも気を掛ける。

    本部からの指示無しにこういったことがサラっと出来ている。

    こういったお店はお店が落ち着き始めたあたりから売上が徐々に
    伸び始めます。

    オープン期は忙しく【人への接し方】に対し想っていることが
    出来ないことが多く、この部分に気が周ってくるため
    ドンドンよくなります。

    二つ目は【オーナー様の行動範囲】です。

    飲食店の中には持ち場はありますが基本共有して働くイメージが
    基本になります。

    ホールのスタッフの子がお客様のオーダーなどでドリンク作りに
    いない時、ドリンクの伝票が入りました。

    オーナー様は焼き場で焼き鳥を焼いています。

    ドリンクを1杯2杯なら作りにいけるタイミングはあります。

    ここにパッとご自身が動いて作りに行ける方とお願いされるまで
    動かない方または気づいてもいない方、この些細なことに見える
    行動の違いが開業後の売上の開きを大きくしていきます。

    繁盛オーナー様になる上記二つの共通点は開業をしなくとも
    日常の私たちの生活の中にもあることだと思います。

    【人への接し方】【ご自身の周りへの行動範囲】

    経理や節税や焼鳥の焼き方、販促なども確かに大事ですが…
    経理、節税など儲かってからでも税理士に相談すれば
    何とかなりますし、焼き鳥の焼き方は本部の研修で確実に
    覚えられます。
    販促なども広告屋呼べば済みます。

    他力本願でよいものと他力本願では絶対ダメなものがあるのです

    それが【オーナー様の人への接し方・気の掛け方】

       【人の足りていない部分や力に寄り添い手を貸すこと】

    【人への接し方】【ご自身の周りへの行動範囲】

    何故?フランチャイズであっても繁盛する店とそうではない店が
    存在するかについてお話させて頂きました。

    集団で働く会社というものの中に属していると、それぞれが
    大なり小なり決定権を持ち動いています。
    独立開業のオーナー様の店は個店であり、決定権の全権が
    オーナー様にあるのです。

    そのため、上記のような小さな点と点の積み重ねがお店の
    方向性を決めていくのです。

    「采配の大きさ」は「やりがいの大きさ」
    こんな言葉を何処かの本で目にしました。

    人それぞれ大義があって独立すると思います。
    今の会社勤め人生では自分の生きる大義が叶えられない、
    達成出来ないなどから独立を考え行動に移していくと思います。

    独立し開業したオーナー様に合うとその目線はしっかり先を
    見据えていらっしゃいます。

    そこにきっとご自身の大義があるのでしょうね。

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    有意義なGWをお過ごしくださいませ♪

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  • テクノロジーが変えるフランチャイズの今は遥かに進化している

    繁盛する店とは?

    通常の店舗であれば10年後の生存率は10%程度そこまでの話でなくとも5年後の生存率でも過半数程度の店舗は経営を断念します。

    フランチャイズ加盟店であれば生存率はフランチャイズ加盟店舗以外の倍以上と言われています。

    フランチャイズ加盟店は本部へのロイヤルティや初期投資の問題はありますが

    やはり・・・起業初心者にはフランチャイズ加盟を勧めます。

    マネジメント面の指導・仕入れ・営業・販売促進などフランチャイズ本部が指導してくれることが大きいです。

    フランチャイズ先選びが最も大事になりますがこのポイントはまたの機会に触れます。

    開業=人材ですね。

    当然ながらオーナーはその「採用」に不安になります。「いい人が採用できるか?」と。

    とくに今は景気が上向き、人材募集については売り手市場なので、採る側にとっては
    環境が厳しいということになります。

    採用広告を出す前には必ずオーナーにこういう話をします。

    「正直、すごく優秀な人が応募してくる、採用できるなんてことないですと 

    80点、90点みたいな優秀な社員でなくても良いのです。

    70点でも、場合によっては60点の人材でもでもなんとかなります。」

    「フランチャイズという仕組みの中で、60点の人でも80点以上の仕事ができるようになってますから。」ということです。

    フランチャイズだから60点の人でも80点の仕事ができる。

    サラリと書きましたが、これは非常に重要なことなのです。

    なぜできるか、といえばマニュアルや教育研修があるからですね。

    分からないことがあれば、本部やSVにすぐ聞けるということです。

    フランチャイズというのはもともと、その商売に詳しくない「素人」でも短期間でその商売で利益をあげることができるようにするのが目的だからです。 

    1店舗はフランチャイズで勉強しながらオープン!2店舗目から自分で他の業態をオープン!1店舗目がゴールと考えている方が多すぎますね。参入障壁(簡単そう…)が低いからやろうと考えた訳ですよね。

    ならば1店舗やってコツを掴んで2店舗やって…3店舗と考えるほうが、初動の考えと近いと思います。

    大手居酒屋チェーンなんて10個作って1個繁盛すればよいと考えているぐらいですからね。スクラップビルドという言葉は聞いたことがあると思います。狩りをするなら初めての放つ矢より3本目の矢の方がはるかに的に当たるということです。

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  • 店を作る前に知っておきたい知らぬは大損空間対価の考え方とは

    飲食店は人と人が垣根を超えて会話出来る場所

    今日は空間対価についてお話させて頂きます。

    東京銀座の飲食店と下町の商店街の飲食店で出されるレモンサワーはさして変わりません。
    かたや800円、かたや400円、一体ココに何の差があるのでしょう。
    水?氷?レモン?焼酎?
    どれも対して変わりません。
    それでもお客様は納得の上、お支払いをして頂いています。

    この原価は変わらずとも売価の違いには、空間対価が大きくかかわっています。

    内装一つとっても照明の明かりの調光具合により、顔が全て見えるか?
    影が貴方を3割男前に見せるか?

    グラス一つとっても飲み口の厚い大量既製品か飲み口の薄い自宅などでは使われないグラスか?

    カウンターからの声掛け、会計のやり取り、店外へのお見送りなど、全てが空間の中で行われる違い、

    コレが空間対価差となり、レモンサワーの価格差に繋がっています。

    空間対価の作り方にも様々な作り方があると思います。
    ゴージャスを売りにしたホテルのような人のサービスを売りにした空間演出もあれば、

    料理をライブ演出し、客席のテーブルの上に提供するその方法まで演出する空間演出もあります。パスタの上にチーズが山のようにマグロの解体ショーからの部位振る舞いなどがこれに当たりますね。

    逆に内装、皿、メニュー、グラスに渡り、100円ショップレベルまで敢えて下げて、スタッフもtシャツにタオルバンダナで敷居をこれでもかと下げて飲食店の敷居を下げて、コンビニに入る感覚を目指すお店もあります。

     

    皆さんのお住まい、飲み歩くエリアにも、会計満足度が高いと感じるお店があると思います。
    その時、空間対価を想い出してみてください。


    高度成長期の美味しいものが出せれば勝ちの時代は終わりました。

    今の時代、美味しくて当たり前なのです。

    クックパッドを見れば誰でも素人でもエビチリ、ブリの煮付けは作れます。

    そうなると…飲食店の価値とはなんでしょうかね?

    よほど和食の道で20年の大将の味なら別なんでしょうが

    私たちも飲食店を運営していますが、料理の道を極めた者ではありません

    一つだけ意識していることは…
    「飲食店は人と人が垣根を超えて会話出来る場所であること」

    その時間を出来る限り有意義にすること

    この部分を根底に置きその上に空間対価の考えがあります

    こういったことも空間演出に入りますね!
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