焼鳥屋の儲け方

  • 居抜き店舗物件の選び方

    こんにちは!今週の【店舗物件の選び方・選定の教え】になります。

    店舗物件詳細

    ☝この物件の良さ分かりますか?飲食店をする上で個人、法人共に欲しい物件です。
    坪数からみて作れる席数と低家賃のバランスがまず良いのです。
    次は商圏評定でみていきましょう!
    商圏調査評定

    ☝は夜のデータになります。色が濃いところが人口が多い地域です。

    ☝は昼間のデータです。色が薄いところが人口が少ないところです。
    昼間は色が薄く夜になると色が濃くなるということは…

    お仕事に出て夜に帰宅する方が多いということなりますね!

    そうなると気になるのが地域年齢構成です。

    イメージ通り20代~30代が最も多くついで40代と広がっていきます。
    外食需要を支えているのは世代は?世帯構成は?…

    20代、30代、40代がメインの外食需要層です。

    また世帯構成では30代が最も週末世帯外食に出かけます。

    「ここまでは外食の的を得ていますね!」

    次は出店する業態の客単価から地域のお財布事情を見ていきます。

    ☝地域世帯収入は全国に比べ群を抜いて高く東京都よりも上回っている年収層も多いです。
    このエリアであればお一人様4,000円頂いてもお財布に影響なそさそうですよね?!
    実際、この駅の駅力はどうでしょう?乗降者数通して見ていきます。

    乗降者数で見ると2万人弱と東京で見るとかなり少ない駅になります。全国的に見てもこのぐらいの乗降者数の駅は数多くあると思います。
    駅力が高いことで昼間の人口増が見込まれます。
    結果家賃が高くなり夜の商売である居酒屋業態には不利に働くことも多いのです。
    次は開業までにかかる資金計画をおこします。
    開業資金計画
    自己資金200万できちんと開業まで予算が取れています。日本政策金融公庫様よりお借りする創業融資の金額は1300万になっています。ここで大事なことは??
    返済期間と返済金利になります。
    家賃24万/席数40席の店舗ですので毎月の返済金額が可能な目安は14万円以内となります。

    【総評】店舗物件の選び方について

    個人でも自己資金200万円以上あればこれだけの物件が手に入ります。

    法人であれば社員3名360日運営可能利益率25%ぐらいは可能です!

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  • 店舗物件の決断に必要なこととは?

    物件の目利き
    今日は飲食店店舗の見つけ方ではなく、飲食店店舗の決め方についてお話します。
    飲食店を開業しようと探しに探し、やっと巡り合った自分に合った物件との出会い。
    場所、大きさ、内装のイメージ、近隣の町のイメージ、
    どれをとっても自分に合うなぁと考えたとします。
    不動産屋担当より申込の用紙にサインを求められると…
    手が止まり躊躇してしまいます。
    今週いっぱい、申し少し考えてみたいと返答し帰ります。
    日が経っても申し込めない。。その理由とは??
    まず第一に動くお金の大きさがあると思います。
    住居用の賃貸のように50万円程度とはいきません。
    ざっくりですが200万~300万は最低でも動きます。
    この段階で頭に不安がよぎり中々行動に移れません。
    二番目に全体の資金が把握できていない事があると思います。
    不動産取得費、初めの仕入れ費用、販促費用、
    内外装費用、厨房費用、調理器具費用など
    オープンするまでにいくら掛かるのか把握出来ていないと
    夜道を明かり無しに歩くのと一緒です。
    不安しかありません。
    第三に本当にお客さんが来るのか??
    やっていけるのか??
    失敗すれば借金だけが残る。そしてどう生きていけばいいのか?
    こんなこと考え始めたら申込みは中々出来ません。
    日が経ち日が経ち、不動産屋から連絡が入り
    一番手の申し込みが入ったと…。
    これでこの物件は諦めなければなりません。
    果たして、次は申し込みできるのでしょうか?
    独立を志し物件を探し始めた方は、皆この場面に当たります。
    よく不動産業者が言うのが
    「個人の方が一年探しても希望の物件は取れません」
    聞いたことある方もいると思います。
    仲介を仕事とする不動産屋さんからこの言葉が出るのでは
    自信喪失になりますよね。
    第一の要因である動くお金の大きさと
    第二の要因である全体資金の把握をまとめる。
    ◆自己資金はいくら使えるか?
    ◆いくら借入れ可能か?
    ◇不動産取得費用の合計は?
    ◇仕入れの見積もり合算金額は?
    ◇販促費用の見積もりは?
    ◇内装外装の概算見積金額は?
    ◇調理器具、雑費の下見と見積もりはしてもらっているか?
    ◇運転資金はいくらぐらい必要になりそうか?
    これと余分に余剰金が50万円前後は用意しておきたいところです。
    これでまず、手を出してもよいか否かが分かります。
    第三の要因である本当にお客さんが来るのか?
    分解して考える癖をつけることおススメします。
    ■朝の店前の人通りは? 夜の店前の人通りは?
    ■近隣の飲食店の数は? 同業態の数は?
    ■駅からお店までに何件の同業の飲食店を通るか?
    ■店前の通りは二車線か? 4車線か?
    ■店の前を通るお客様の通る都合は何か?
    ■平日型の店か? 週末型の店か?
    ■もっと細かくみれば近隣に住む世帯年収平均も知りたいですね。
    この上記作業を物件を見つけてから申し込みするまでに
    おこなうことで、「決断」に至れます。
    個人が一年100件の内見をしても物件を取得出来ない最大の理由は
    決断のスピード」にあると思います。
    私たちはこの上記の項目以外にも10項目ほどを一日で判断しまとめます。
    よって今日に内見して次の日には一番手で申し込みます。
    よい物件とは足の早いものです。
    日頃から上記の項目などをまとめておき、申し込まない物件でも
    練習に評点してみると癖がつき、いざ申込に値する物件に当たった際
    ものすごいスピード感で「決断」に至れることでしょう。
    メルマガでは一般の誰でも見れる内容以外にもメルマガのみの配信情報なども多くあります。独立・開業・起業を目指すなら学びは多いに越したことありません。
  • 飲食店の借り入れにおける創業借入金利

    こんにちは
    梅雨の季節に入りますね。皆さんご体調崩さぬようお気をつけてください。

    この時期を抜けると爽やかな初夏の到来ですね!今日は創業における借入金利についてです。ここ最近、住宅ローン金利の若干の上昇につれて創業融資の金利も上がってきております。1,000万円借りて0.05%の金利が月々4,100円だったのが

    1,000万円借りて0.91%となり7,500円に上がり、

    直近1,000万円の融資決定通知をオーナー様より頂いたのが先週で金利1.21%で月々9,950円なり、僅か6ヵ月以内でゆるやかに上昇してきています。

    今後の金利の上昇について、国の直系の銀行担当者とお話する機会があったので聞いてみました。

    「今後、ゆるやかに金利は上昇します。この何年かは大きく下がることは考えにくいのではないか」

    7年前に金利は2.8%前後だったことを思い出します。

    1,000万円借りて月々20,000円以上の金利でした。

    そこから考えればまだまだ低い創業借入金利ですが、長く安定的に無理のない返済で借入をおこす飲食店の借り入れにとっては、金利は低いに越したことありません。

    また、飲食店は1店舗から2店舗への展開は他の業界に比べ、比較的容易だと思います。

    その際も上手に借入と付き合っていく必要があります。

    長期的に無理のない返済金額で返していくためには、

    長く金利を払っていかなければなりません。

    ▲下記にこの1年半の中での金利の変化の写真を載せておきます。

    1年半前

    7ヵ月前

    30年5月の直近


    ※借入先は全て日本政策金融公庫様になります。

    この配信でもお伝えしている

    【年齢的優位・立地的優位・そして借入期間と金利的優位】

    この3つは特に開業後に活きてきますので、

    ご自身が当てはまり動ける時期にある方は行動に移していく時期とお考えください。

    小さな動きでも1つ前に踏み出してみると道や視界が開けるものと思います。

    私も昨年あたりから、小さな1歩を踏みだすことを意識的に取り入れ行動に移しています。

    その結果や反応は今年に入り随所に出てきているように思えます。

    もし昨年動き出していなければ、この報告はここにありません。

    もちろん、開業=第二の人生ですから簡単なことではありません。

    このブログに登録した、本を読んだ、試しに店名考えてロゴ作ってみたなど、

    小さな動き出しでもよいと思います。

    開業する上でオーナー様にとって「苦労の少ない起業」にするためには、
    こういった優位の点を集めていくことしか現実にはないと思います。

    「地方に雇用を増やしたい」

    「地元の地域商業を活性させたい」

    「笑いの絶えない集いの場所を作りたい」

    こういった大義のあるオーナー様の声を聞くと、

    もっと「優位の点」を作れるよう私たち自身、努力していこうと思えます。