焼鳥屋の儲け方

  • 焼き鳥屋開業資金が下がってきている

    この5年、焼き鳥屋開業資金において、店舗取得費用が保証金の預け金が高く求められる、居抜き売買費用の高騰などで店舗取得の段階で200万〜500万高く資金が必要になっていました。内装費用にしても、ダクト屋、防水左官屋など引っ張りだこのため、職人費用も上がっていたことから内装費用も高い傾向にありました。

    ここにきて、居抜き店舗がどんどん出てきていることもあって、そこまで立地の良くない居抜き店舗はほぼタダ同然で手に入ってきている感覚です。賃貸条件においても、家主側もこの時期に空きが出て長く空室を喰らうなら年内減額でもして入っておいてもらったほうが良いと考えている傾向です。

    弊社でも年内、一年間は家賃半額、20%減額でと希望を出して通っている状況です。

    内装においても、大手大箱の飲食店内装工事が少なくなっているため、値引きに応じて頂けるケースが増えています。一時は便器の便座が入らない、エアコンが入らないなど2ヶ月前にはありましたが、現在は落ち着いてます。そもそも工事数が少ないので仕入れも楽なのかと。

    ここ5年で見ても9月頃までは飲食店開業において、かなり低投資でいける環境です。

    もちろん、出す場所はしっかり見据えるべきですが!

  • ハイブリッド飲食店開業

    受動喫煙対策として、外飲み席が設けられている。

    テイアウト需要があり、デリバリーにも対応出来る商圏での出店。

    店舗契約において、ビル側が借入無し、またはテナント購入返済が終わっている物件での入居、家賃減額などに応じてくれやすいため。

    店内において、風通しの良い入り口であること。

    社員、アルバイト無しワンオペで売上3万出来る店内空間設計、メニュー構成であること。

    創業融資において、日本政策金融公庫での1本の借入でのスタートであること。

    新たな業界の形、再編が分野ごとに騒がれている中で飲食もゴーストレストラン、吉野家による場所貸しなど出てきているが、飲食店を開業するためには、今までスケルトンから作るが当たり前だった、居抜きという開業の新たな形が出てきたのが今から10年前と考えると、まだこれ以上の定着出来る形は出てこないと思います。

    あるとすれば、冷蔵庫か…冷蔵庫は冷やす、凍らせる、適度に保温する、沢山入れる、ITが未だ全く使われていない。飲食店の業務用冷蔵庫は日本全国使われているメーカーとしてホシザキかパナソニックかフクシマに絞られている。絞られているということは適合をさせやすいということ。インターネットでオンラインで冷蔵庫の中の食材と調味料をカメラで認識、規定在庫が減ったら食材メーカーより自動的に補充、ホテルなどの客部屋にも応用可能、アフターコロナで出てくるとしたら、こんなとこでしょう。

  • コロナ対策テナント契約

    個人の飲食店において現在のコロナの影響化で最も固定経費として重い家賃について

    弊社でも現在、家賃減額、または免除のお願いを出しております。テレビやニュースなどでは「猶予」のほうが取り上げられていますが、猶予は事を先送りしただけで解決になってません。日銭の商売は毎月の売上は前後10%程度しか変わらず、頑張っても客足が鈍いと言っても10%程度、そこが日銭の安定のいいところと言えます。

    そのため、固定経費を持ち越して持ち越して後々払うなどは後に苦しめることになります。

    「猶予」は受けない。

    「免除」でまずは話す。

    「次に減額」でお願いする。

    4月の時点で、上記の交渉を受け付けてもらえないようであれば、

    「解約予告期間」を既存の半分にしてもらいたい旨を話す。半分が駄目なら2ヶ月減らしてもらうなどお願いしていきましょう。いつまで持つか分からないからこそ解約予告期間を短くしといてもらうことは大切となります。