北九州小倉駅で焼鳥屋開店に向けて動いています。
現在は家賃の支払い開始時期について家主様へボールを投げています。
この家賃の開始時期、飲食店を始める方は結構言われるがままに契約している方が大半と思います。
飲食店が店舗契約してからオープンまでにやらなければいけないことは結構多いです。
① 内装打合せ、見積もり確認
② 創業融資申し込み、
③ 資金計画と創業計画書を頭の中に入れる
④ 求人、人材確保
⑤ 備品等の搬入
⑥ 広告等の打合せと掲載
⑦ スタッフトレーニング
⑧ 近隣挨拶
⑨ 親しい方々へのお披露目会
期間にして2~3ヵ月ぐらい掛かります。
この間、売上は1円たりとも入ってきませんが借りている以上、家賃は掛かって当たり前です。
が…
①~⑧を家主様へ説明して理解を得られると…
この2ヵ月程度の家賃がフリーレントになることもあります。
飲食店開業は、オープンが近くなると細々とお金が飛んでいきます。
ですので、準備の段階でのまとまった家賃や内装、設備など
軽減出来るところはしっかり交渉することです。
こういった段階的な開業に関わる経費を、一つ一つ固めながらコストダウンすべきところ、コストアップすべきところを見極めながら進めていくことで全体の資金計画にまとまりが出てきます。
こういった段階的に見ていくことを意識しないと、起きることとして
・内装見積りの最終の段階で大切な設備の容量を落とす、外観のクオリティが極端に落とさざることなる、
・皿などがメラミン素材になっていく、
・スタッフトレーニングが中途半端になっていく
・開店の時の資金不安があり、サービスに落度が出てくる。
・スタッフ、食材がギリギリの運営思考になっていき開店の良さが消える
openゴール! 思考になってしまう。
その先は詰む。
飲食店の開業のスタートは飛行機の離着陸に似ています。
飛ぶまでの緊張感がとても強く飛んで時間が経てば安定してきます。
離着からおよそ6カ月経って安定飛行していればその先は目的地まで辿り着けると思います。
この6カ月間、個人店の来店人数にして4,000~5,000人の来店の結果がリピート3割以上になっていれば繁盛していきます。
上記の赤文字部分がこのオープン6カ月の時期にことごとく出てしまっていたとすると… 取返しのつかない結果になってしまうことも。
開店してからドコを見誤ったと人は考えますが、飲食店の開業は物件取得、資金計画の段階で見誤っていたら開店しても上手くいかないケースが多いのです。
次回は「低投資でも低投資に見えずらい個人店の内装工事作り」についてでも書こうと思います。
お時間あればお立ち寄りください。