通常の店舗であれば10年後の生存率は10%程度そこまでの話でなくとも5年後の生存率でも過半数程度の店舗は経営を断念します。
フランチャイズ加盟店であれば生存率はフランチャイズ加盟店舗以外の倍以上と言われています。
フランチャイズ加盟店は本部へのロイヤルティや初期投資の問題はありますが
やはり・・・起業初心者にはフランチャイズ加盟を勧めます。
マネジメント面の指導・仕入れ・営業・販売促進などフランチャイズ本部が指導してくれることが大きいです。
フランチャイズ先選びが最も大事になりますがこのポイントはまたの機会に触れます。
開業=人材ですね。
当然ながらオーナーはその「採用」に不安になります。「いい人が採用できるか?」と。
とくに今は景気が上向き、人材募集については売り手市場なので、採る側にとっては
環境が厳しいということになります。
採用広告を出す前には必ずオーナーにこういう話をします。
「正直、すごく優秀な人が応募してくる、採用できるなんてことないですと…」
「80点、90点みたいな優秀な社員でなくても良いのです。
70点でも、場合によっては60点の人材でもでもなんとかなります。」
「フランチャイズという仕組みの中で、60点の人でも80点以上の仕事ができるようになってますから。」ということです。
フランチャイズだから60点の人でも80点の仕事ができる。
サラリと書きましたが、これは非常に重要なことなのです。
なぜできるか、といえばマニュアルや教育研修があるからですね。
分からないことがあれば、本部やSVにすぐ聞けるということです。
フランチャイズというのはもともと、その商売に詳しくない「素人」でも短期間でその商売で利益をあげることができるようにするのが目的だからです。
1店舗はフランチャイズで勉強しながらオープン!2店舗目から自分で他の業態をオープン!1店舗目がゴールと考えている方が多すぎますね。参入障壁(簡単そう…)が低いからやろうと考えた訳ですよね。
ならば1店舗やってコツを掴んで2店舗やって…3店舗…と考えるほうが、初動の考えと近いと思います。
大手居酒屋チェーンなんて10個作って1個繁盛すればよいと考えているぐらいですからね。スクラップビルドという言葉は聞いたことがあると思います。狩りをするなら初めての放つ矢より3本目の矢の方がはるかに的に当たるということです。