焼鳥屋修行

  • コロナ期の中での飲食店開業の絶対押さえたいポイント

    コロナ期の飲食店開業について

    お客様は来るのか?

    オープン告知に対し地域の反応は?

    お金は借りれるのか?

    コロナが落ち着いてから始めたら出遅れないか?

    色々な考えがあると思いますが、ここでは一番大切な1点をお話します。

    飲食店開業でも焼鳥屋開業でも「資金計画」が全てということです。

    始めた後のことばかり気にしますが…実際のところ「創業資金計画」の段階で7割繁盛の可否は決まってきます。最も大きな費用が掛かるのが物件=店舗です。物件取得、内装これだけで創業に使う資金計画の8割を要します。この部分のみを意識して現在のコロナ期を考えてみてください。

    現在の飲食店全体で雇用調整助成金が出ています。それと並行して国からの家賃補助も2/3も出ています。雇用調整助成金は現在雇用している社員を解雇しないことを条件とした延命処置です。解雇するものなら国へ返金の縛りがついています。

    店舗の補助金があるうちに解約を出したいと考えていても、雇用を守る縛りがあるため店舗を売却してしまうと人余りが出てしまう。そのため、雇用調整助成金がある間は店舗は売却、解約せずという考えになります。そのため、一見たくさんの居抜き物件が市場に出回っているように見えますが、実際は会社の帳簿の問題等で国に申請していない会社なり個人の立ち退きが今は居抜きの市場に出ている状況です。

    雇用調整助成金が終わり、国からの家賃の補助金も終わる予定の2021年1月末、12月から水面下で動き出し1月にドバっとネットに出始めて2月が売買盛んとなり3月4月がオープンラッシュとなることでしょう。現在の補助金など延長がされない限り。

    20年に一度あるか否かの良質な立地と価値のある居抜き物件がこれから動いてきます。

    上記でお話した通り8割は物件取得と内装に創業資金は消えます。ココを良質な立地と居抜きを手にし資金を抑えた(安価なものにではなく)者が次の飲食店の勝ち組になることでしょう!

  • 私たち炭火串焼千串屋の日常風景

    焼き鳥屋といっても、冷凍の箱に入ってる焼き鳥にアジシオを缶にいれて振る焼き鳥屋もあれば、一本一本丁寧に仕込み手塩で塩を振る焼き鳥屋もあります。

    一本30円で仕入れた串を100円で売る焼鳥屋もあれば一本60円で串を仕込んで350円で売る焼き鳥屋もあります。

    どちらも焼鳥屋ですが、やっているビジネスの構造は全く違います。

    30円で買った串打ちされた焼き鳥には手間代と梱包代が含まれています。本来の鶏肉代は10円程度です。それを100円で販売する焼き鳥屋は焼き鳥屋ではなくお酒を低単価の雰囲気で提供する居酒屋です。それに対し串打ちから自分で行い1本あたりの鶏肉原価に60円を掛けて自店で仕込みお客様に200円、300円といった価格で提供するのが本来の焼鳥屋です。串に刺さっている焼鳥を買って焼き鳥屋を始めようとお考えの方は居酒屋をやるという認識を持ち一品、サイドメニュー、価格など居酒屋としての目線で店作りをしていかなければ先に待っているのは苦労です。

  • 飲食店居抜き物件東京都希少地域

    物件の出づらい青砥駅(乗降客数:約46,000人)の物件です。

    駅からすぐで、賃料もリーズナブルです。

    ■青砥駅1分 18.7坪 270,000円(@14,438円)税別

    地図:https://goo.gl/maps/jobZhTTtn9RDVPAe7

    ストリートビュー:https://goo.gl/maps/a5YUzVK83R1rrbHd9

    現テナント「新新飯店」:https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13105822/

    ここ最近、駅徒歩1分という居抜き店舗が目立ってきています。

    駅徒歩1分で1階で15坪程度の入れ替えの時期の目安は10年に一度です。

    飲食店開業を考えていたが…コロナの影響を考えると…落ち着いてからと考えると思います。現在のコロナによって、開業の設計はこのサイズ、商圏、店舗設計、雇用環境、業態など何が通用せず、何が生き残れているのか、どんな飲食店の開業の形が伸びている、影響が少ないのかなどを踏まえて、今後の飲食店開業、居酒屋独立を設計していくべきと思います。

    飲食店開業は今までオフェンス重視に「資金計画」から「開業資金」まで考えられて作られてきました。ここからの新時代はディフェンスの土台をまず考え、事が起きても成り立つのか?!その土台を設計してからオフェンス部分の売上と利益、拡大を考える脱サラなど開業を考えていくと困難なこの時期の開業の道筋が立てやすくなると思います。