焼き鳥の刺し方

  • あっという間に居抜き店舗物件

    ただただ酒が呑めれば良い町

    美味いものが食べたい町

    安ければ味は我慢出来る町

    ある程度値段はしても空間が好みで美味い店が良いと思う人が多い町

    この加減が、あっという間に居抜き物件になってしまう末路か?

    繁盛して毎週末入れなくてお客様を帰す店になる末路か?

    同じことをやっていても、結果は大きく変わります。

    急ぎ過ぎた唐揚げ屋…今年どれだけ居抜きとして出てくるのでしょうか?!

    設備投資にかなりチカラを入れている○○の天才でさえ、週2で居抜き店舗として新しいところが出回っている状況。

    本来、設備投資はそのお店のバックボーンの支えになるものです。

    問題は、テイクアウト業態ゆえ、売り手が見つかりづらいのでスケルトンに戻す費用も掛かってきていること。

    イートインなら駅前徒歩1分なら500万でも居抜きは売れるが、テイクアウト業態の場合、全壊しが要求されてくるため、むしろスケルトンでもらいたいとなります。

    そろそろ、テイクアウト業態の旨味が売る側も売られる側も無いを世の中が気づく頃に、夏の訪れと共に飲食店の空間の中で酒を呑む絶対的飲食の形がやってきます!

  • ハイブリッド飲食店開業

    受動喫煙対策として、外飲み席が設けられている。

    テイアウト需要があり、デリバリーにも対応出来る商圏での出店。

    店舗契約において、ビル側が借入無し、またはテナント購入返済が終わっている物件での入居、家賃減額などに応じてくれやすいため。

    店内において、風通しの良い入り口であること。

    社員、アルバイト無しワンオペで売上3万出来る店内空間設計、メニュー構成であること。

    創業融資において、日本政策金融公庫での1本の借入でのスタートであること。

    新たな業界の形、再編が分野ごとに騒がれている中で飲食もゴーストレストラン、吉野家による場所貸しなど出てきているが、飲食店を開業するためには、今までスケルトンから作るが当たり前だった、居抜きという開業の新たな形が出てきたのが今から10年前と考えると、まだこれ以上の定着出来る形は出てこないと思います。

    あるとすれば、冷蔵庫か…冷蔵庫は冷やす、凍らせる、適度に保温する、沢山入れる、ITが未だ全く使われていない。飲食店の業務用冷蔵庫は日本全国使われているメーカーとしてホシザキかパナソニックかフクシマに絞られている。絞られているということは適合をさせやすいということ。インターネットでオンラインで冷蔵庫の中の食材と調味料をカメラで認識、規定在庫が減ったら食材メーカーより自動的に補充、ホテルなどの客部屋にも応用可能、アフターコロナで出てくるとしたら、こんなとこでしょう。

  • 小さい店舗が軒並み強い

    個店であるお店がメディアが流す誇大ニュースとの温度差を感じている

    キャンセル80%とメディアが連日テレビで煽っていますが、実際の個人店舗である飲食店は前年度売上対比で10%も下がっていません。

    大箱のホットペッパーグルメなどの宴会コースで予約を主に普段から取っている飲食店が今回のコロナの影響で大勢が集まる場所として影響を受けてるのが正しい情報だと思います。

    宴会コースを売上の基盤としている飲食店は、そもそも定着客がいないため、こういう自体に大きく売上損失をします。そうなった時、箱が大きい分、人、モノ、コトご余り過剰経費になってしまい、損益が一気に度マイナスになります。

    居抜き物件の情報を見ていても、大箱がここに来て一気に情報が出始めています。先手を打つのが企業戦略ということなのでしょう。

    個人で開業をお考えの方は、飲食店を一つのくくりで考えないほうがよろしいかと思います。

    大、中、小、それぞれ戦略も戦術も違います。ここを理解しているか否かで今ある眼の前のチャンスをみすみす逃してしまうことがあります。世の中に安心感が戻ったときに動き始め、その時に掘り出し物や価値ある低投資に出会えますでしょうか。

    開業をお考えの方はどうかメディアだけにお気持ちを流されず、先々の先見の明をお持ちくださいませ。